大戦争

遅く起きてカルミナ・ブラーナ聞いてたら、あっちでつけたテレビで源氏物語の柏木と女三宮の話してて、（運命の女神って猫のようにそこかしこに出現するの、ほんとよねーっ）て同情したふりしてたけど、それよりも頭の中はシンバルのここのリズム*1やれって言われたらできるかしらわたしということでいっぱい。

*1:ワンテンポずれているようなぴったりなような

■

尻尾

こんこんにはしっぽはない。むかしはあった。1本だったり9本だったりしたこともある。でもあるとき、ナクテモイインジャナイカナとおもった。いるかが海に還るみたいに。それで、こんこんはサバンナを散歩してたら北極までやってきてしまった。雪嵐が止んだ朝、しろこんこんと会った。

■

暗転

地図に沿って歩いているのは間違いないのだが、なにしろ暗くて住宅街で、目印もなく住宅街は、暗いのである。人形劇のフレームはそのままに星空だけ流れている。

■

紳士

寒くなったので、ネットカフェで残虐紳士な杉本の物語読んでた。ざんねんなことに実話ナックルズは雑誌コーナーにはもう置かれていないのであった。暴走紳士　成金紳士　鉄道紳士　食欲紳士。紳士という言葉はどんなあくの強い言葉をも程よいものにしてその魅力を高めさえする。ゆえにその枕詞にはひさかたのがふさわしい。かんばれ受験生。