もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

沸点

ストーブのやかんのお湯も沸点を過ぎると静かになってしまい、それはまるで気づかぬならもういいさと拗ねてしまった子のよう。北関東の日差しがまぶしくてひときわ明るいのは、今なお枯れ残って束でうな垂れる草の反射を受けてのこと。それらの叫びは何であったのか そのころは知る由もなかったのだが。