もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

閉鎖

最終資料を投げ込むフォルダのショートカットをフォルダに入れる。そうやて入れ子にしている空間に最終資料を借り置きして眺めている。ちょっと冷ましておく時間。デスクトップの喧騒からとは違った閉鎖空間。すきまのようなすみっこのような。

「新しいフォルダ」に来た。べにしょうがちゃん

 

明日

性別変更に要手術は「違憲」と緊急速報で走っていった文字。手術しないと認められない、まだそんな日本だなと理解して、そうかあーやっぱりなあーと布団に潜った。(もしおねいまんがドリフの一員ならみんなが大きな声で違うと叫んでくれたことだろう)起きてテレビをつけたら昨日とは判決が逆になっている・・・!この12時間の間にもうひとつの世界に来てしまったのかもしれない。手のまわりの空気が、光がすこしやわらかい。

鉤鎌と新月(左ハライの一種として)

 

通過

追いつくぎりぎりの速さで走る巨大ばってん。まってーと猛烈に追い上げるおねいまんの目に映るモノグラム。一見すると閉ざされた門、だが重ねられた羽の直線ラインをたとどればロックのカチッと外れる音が聞こえるはずである。いまならば突破できる。このままのスピードで行け。テープを切れ。

まるにちがいたかのはをつくる

 

混迷

あきてしまった。丁寧に準備して出かけることによころびを見い出す努力に。貴乃花って正しいのかもしれない、案外。それじゃあ中学二年生のあの瞬間に立ってみる?いたたまれない心のままに、教室にずっといる?答えるより先に、階段を下りる。そこからは迷わずもっと幼いころに戻る道を往く。今に立ち止まり、伸ばして労わりたい気持ちもありながら。

われわれはどこから来たのか、われわれは何者か、われわれはどこへ行くのか2.0

 

渋滞

仕事で遠くの現場に行った帰り、高速のいつものところで三車線がいっぱいになった。かばんから水筒を出して氷水を飲んだ。さっき停めさせてもらったコンビニで買ったクロワッサンのお菓子も見つけた。小雨をワイパーで払い、エアコンを24℃になおし、ラジオをクラッシックにあわせた。いまのこの状況は幸福というよりほかない。

広くて静かな状況がすき

 

機巧

桜は人に桜だと思われていることを知っているが、じ、実は時計なんだな。とつぶやいているのをみんな知っている。夏はこれにてとかさかさと落葉*1。その音をきいて、目の見えない猫じゃらしがぼんと膨らむ。と、矢車草がその匂いを吸って目覚め烏瓜に熱視線ビームする。このルーブ・ゴールドバーグ・マシンが永遠に続きますように。

心の旅

 

*1:らくよう

関係

毎日美味しんぼのアニメをもうだいたい100話見た。富井副部長にいらいらしていたのは子供のころのこと。今は嫌いではない、むしろ好きな・・・ノン、そこまでではないが、なんとも思っていないないわけではなく、共感。というほど強くはないが親しみ深い。この激情から静けさへ続くながき日々と思ひの弱さを表すための名前がない。

短毛砂漠仕様変化