乗り換え10分で立ち寄った小さな書店。わずか一列しかない岩波文庫の背表紙を順に見てゆくと、ある。ある日もなんとなくふらりと、でもその場を立ち去りがたく眺めていたら、絶版だと思っていた本が思いがけない装丁で上下揃って並んでいる。驚いて見つめ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。