聞いたりすると優しく応えてくれる。自分の時間を切り取って小皿に取り分けてくれるみたいに。誰に聞いても、誰もがもみな。わたしはそんなふうにしてあげたことがあっただろうかと振り返って、恥じる。分ければ分けるほど増えてゆくケーキをかみしめながら。
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