もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

月食

洗面台の前に前に立った時、月が太陽を覆い隠したのです。
あたりはこげ茶色の闇になり、小さな星々さえもひとかけらの炭のよう。
真っ黒な太陽の影から逃れるかのような月光が金色に一筋。
空の揺らぎを映し出しています。


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起き抜けに、鏡に一センチほど顔を近づけてじっと目を見た。
そうしたら、こんな風景だった。*1
しばらく瞳の中で空想にふけって・・・私の瞳が輝きを集めるなんて知らなかったあーって・・・朝の支度を始めた。


今日またひとつ年を取ってしまったよう。
今年もまた自分の中に幸福を見つけよう。
自己完結しながら、世の中にも愛情をもって生きようって思ったんだ。

*1:わたしの目は茶色くて薄茶の瞳の中に黒子があるのだ。因みに妹もそう。