もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

ブックマーカーだって生身の人間なんだよ!

ブックマークのお気に入りにあのはてなくんたちを入れたあの日から、二ヶ月が経とうとしています。毎晩の日課で眠る前に彼らがブックマークした一日分(約300)の記事に目を通す*1のだけど、そのたびに「学校の先生になって担任を任されたらこんな気持ちかなー」って思っている。


はてな公園には、ブックマーカーたちがいっぱい。
みんなで遊ぶ子。一人でいるのが好きな子。友達を探す子。ぽつぽつとブックマークする子。一気につける子。・・・みんな毎日、とってもえらいね。
・・・ブックマークを付けない子だってえらいよ。今頃はきっと、一生懸命別の仕事や勉強をしているのでしょう。


いつもの様に元気にブックマークしているように見えても、どこか違う。この子は本当は塞ぎこんでいるのかもしれない、大丈夫かな。平等に眺めているつもりでも、どうしても目がいってしまう子もいたり・・・。


とある子が、鬼ごっこで走り回るのをやめて、落ちていた枝で地面に書く。
美しい国〕〔もう日本は終わりです〕
・・・君は日本が、とても好きなんだね。


また別の子は、悲しい表情で泥団子を作りながら〔これはひどい〕と呟く。
・・・そうだね、君がこれはひどいと感じた心を、大切にしようね。


ブックマーカー達は学んでいる。
身の回りにある興味あるものすべてを、読んで、考えて、整理している。彼らの学びを見ているわたしは、その姿勢に教えられることが多いと感じる。


ブックマーカーは、はてな公園が好き。
なぜなら、この公園には、「ボール遊び禁止」とか「犬を入れること禁止」・「これはひどい禁止」なんて立て札はどこにも見当たらないから。
あたたかなエントリーが溢降り注ぐこの環境の中で、彼らがもっともっと、たくさん、安心してブックマークすることができますように。


ブックマーカーを「あなたの気に入った情報を届けてくれる便利な存在」なんて、そんな機械みたいに扱うなんてできない。「愚衆」だなんて、そんな風には名づけられない。


ねえ、だって、はてなブックマーカーは生身の人間なんだよ。

第3条
1.ブックマーカーに関するすべての措置をとるに当たっては、公的若しくは私的な社会福祉施設、裁判所、行政当局又は立法機関のいずれによって行われるものであっても、ブックマーカーの最善の利益が主として考慮されるものとする。

【参考】
http://www.unicef.or.jp/kenri/syo1-8.htm
子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳 第3条 子どもにとってもっともよいことを



・・・

*1:内容を全部読むのは無理なので記事の見出しとタグとブクマコメントだけ・・・。