小学校1年の「ずこう」の時間の教科書の模範の作品が気に食わないもちだった。
(こういうふうに、子どもらしく・元気いっぱいに・元気よく!みたいな押し付けってどうかと思うな、わたしは鼻の穴なんてリアルに描きたくないし!)という叫びを抑えつつ、先生の出したお題「驚いたこと」に沿って電柱に登って電気工事をしている人とそれを見て驚いている自分の絵をちゃらっと描いて褒められて張り出されて(わたしが表現したいのはこういうものではないのだが・・・)と自己の闇と光に苦悩する子どもであった。
その教科書の一番最後のページに世界のこども達の絵が紹介されており、ちびもちはいつもある絵を見ていた。
チェコスロバキアの子どもの描いた絵で、黄色い画面にペンでまん丸顔の子どもが微笑んでいた。*1見るたびに気になったのは
の3点。
今日古本屋さんで1965年「太陽」10月号の特集 チェコの子どもの夜と霧 を買った。*3わたしは子どもの描いた黄色い空の絵を見た。
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