もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

○条○機

カレーうどんをたべながらもちもちおねいまんは、わたしはオーケストラの一員にはなれないかもしれないなあと・・とN響アワーを見ながら考えていた。ベートーベンがいいなと思っても、みんなと一緒にショスタコービッチをやらなければいけない・・・なんて本当に大変そうだ。でも、もしわたしがオーケストラをやるなら何の楽器がいいかな。フルートは二重あごになるし、シンバルはちょっとあれだし、トライアングルは鳴らしちゃいけないと思えば思うほどちりちりちりいいいんと鳴らしたくなる衝動を抑えきれないだろう。


ヴァイオリンかな。
第一ヴァイオリンだと責任がありすぎるから困るけど、第一ヴァイオリンの後ろの人ならそんな責任はなくテレビに映ることができるような気がする。それにヴァイオリンはみんなで弾くから弓を弦に寸止めして、エアーギターならぬエアーヴァイオリンのように弾いているふりしていてもわからないんじゃないかな。


凍てつく大地に突進する雪嵐みたいな轟きを統制するのはプラチナブロンドの冬将軍だった。その和音は日本がもっとも大きい領土を持っていた頃を思い出させた。冬への鎮魂歌のようだ、お彼岸なのだと妙に納得しながら聴きいった。




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