もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

確率

晩ご飯を食べながら見る、「世界の生き物紀行」的な番組の構成はいつも似通っている。
「ねえねえ、ナレーションはいつも、
『雄鳥は羽を広げてアピールします。 あ、雌がやってきました。・・・残念行ってしまいました。(数ヵ月後)巣の中から泣き声が聞こえます。おや?ひな鳥がうまれたようです。』
な風なのはどうしてだと思う?」
と聞いたら
「・・・うーん」と考えている振りして考えていないようだったので
「いち.*1小鳥の交尾をお茶の間に流すのはよくないという配慮。に.*2決定的瞬間を撮るのは難しい」
とクイズにして聞き直した。
そうしたら
「にばんめー。」
ウゴウゴルーガみたいに答えた。
「鳥の人生の重要なところを曖昧にするのはよくない。雛が生まれる前段階の映像・・・いわゆる交尾・・・を流せなかった理由*3は、1なのか2なのかをはっきりさせるべきだと思う。そして、2ならばどのくらいの確率で成功するのかを数値にして示すべきだ。数値化できないならば、どのような理由でできないのかを私たちに伝えるべきだと思う。」
はてなっぽく語ったら

「おねいまん・・・。ご飯食べながらいつも難しいことを考えているんだねーー。」
と、小枝から飛び立つ青い小鳥のようにさらっとひらっと、かわされてしまった。*4

・・・

*1:1

*2:2

*3:あるいは流さなかった理由

*4:いもちんに