もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

初心

昔書いた文章を読み返して、あのころどんな気持ちでいたかを思い出した。読みながら おまえはおれか と共感した。けど、それはそうだ、だってそうなのこれを書いたのはわたしだ。自分で自分を助けられる文章を書こういつか。いつかはわからないけどいつか折れたとき、読み返して笑えるようなものを。自分のために、後で見て楽しいと思えるような絵を書こう。いつかはわからないけど、今を空中を指で四角くくりぬいたような絵を。
なんて考えていた、いつもいつも。

贈り物みたいな一日。贈り物のことを考えると嬉しくなる。
それをわたすのも受け取るのも。うちでとれた大根をあのひとのほたるいかと交換するみたいな。

自分が出来るほんの少しのこと 自分が出来ないほんの少しのこと。

あなたの文章はクロールの呼吸。あんなふうに息をはくのだ と 美しいなあ と わたしは見ている。


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