2023-07-03 本日 おろしたてのブラウスにいつもより手入れしたつもりの髪で自分だけが感じている心地よさのなかで。敢えて内面にまで今日は特別だと伝え聞かせて受け答えている。だれにもしられぬようにと堂々とした面持ちで語る広告のような。文章をつくりながら何となくまとまりとして立ちあらわれる愉しみのような。私だけが知っている本日である。 世界はそれを早寿とよぶんだぜ