もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

満月

たとえば、女らしさを拒否しつづけていて居たいように見える女の人を、、、。
観察してみたので箇条書きにする。

  • スカートははきません。
  • 特にお化粧はしていません。
  • 特別着飾っていません。
  • メガネも流行のものをえらんでいません。

けれどもそんなふうに、隠せば隠すほど、

  • 素肌がほてって赤くなったり元に戻ったり
  • それを恥ずかしげに気にする頬に手をやるその指の仕草とか
  • 眼鏡でかくした奥の目が輝いたり沈んだり
  • シンプルなカトソーの胸のぷるぷる感とか

・・・そういう妙に生っぽい色香だけが強調されるような気がする。


「そのような純度の高い女の人の雰囲気に圧倒される相手*1という存在を、あなたは想像したことがあるの?きみはじつにいいものをもっているんだよ。」と言いたいけれども・・・*2もちろん言わない。 (彼女の魅力はそのように守られてきたのだ。)
帰り道強風。両手にアンバランスな重さの荷物を持ってわたしは歩く。それでもレンガの半マスから靴がはみ出ないように、なるべく美しい姿勢で歩こうと正面を見るのである。で、明日からさっそく彼女みたいな女らしさも真似してみようかなあ、と月に聞く。*3月は首をかしげたまま上昇する。


・・・

*1:わたし

*2:そんなこと言ったら泣かれるか嫌われるか怒られるか傷つけるかしそうだから言わない。というかそれがもし策略であったらあったで見破ったことになってしまうので気づかないふりしていなくてはいけない

*3:胸ないけど。