もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

スマイル

あーあやっぱりそうかあと思った。
あの人があっちへこのひともそっち、あっというまにばらばらになる三月。もちさん一人を残すような形になってしまうけれどごめんねと言われたけど、大丈夫だようと笑った。
大丈夫・あとは任せて・しっかりやるよ。
どんな人にもあわせてゆくのが仕事だし、実はこんな日はいつか分からないけれどいつか必ずくるのだから。自分のために後悔しない様に意識して毎日お茶やコーヒーを出来る限り無心で入れてたよ。千利休気分で。
車を止めていつもの裏通りの郵便のポストに最後の手紙を入た。車に戻る途中、西の空を振り仰いだら三日月が水平に落ちていた。傍らに浮かぶ金星を片目に見立てたら、夜空が微笑んでいるかのようにみえた。










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