たとえば、飛行機に乗っていて、なにか焦げた匂いがしはじめたような気がして、さあ降りろ降りろな雰囲気になったら、誰だって我先にと身一つでパラシュートで飛び降りる。大事なお金とお土産が入ったかばんを持たずに。
この舟は沈みます。
と言われたら自分と金塊の詰まった重いかばんとどっちを放る?
と聞かれたらはい、はい、はい、2番目ーとげんきよく答えられる。
なぜならば、かばんはまた探しに行けばいいから。
離れ離れになるとき、あっちのほうに落ちた、覚えておこうと思って。たとえそこは太平洋の真ん中で目印になるものが何もなくても、さくら、さくら、今舞い上がれー・・・とか歌いながら、いつかぜったいここに戻ってこよう ここにここへ。って思えばぱっと手を離せる。
失ったことを目標とか希望にすりかえて、今から冒険にすることにすれば、わたしたちはいつだってつ・か・も・う・ぜ!ゴールデンボールなのだ。
それなので、いま自分がどこにいるのか、をちょっとたまには 考えなくてはならないのです。
飛行機の中なのか 船の上なのか サマワか。
はっ
・・・・・ なーんてね とやわらかおしり戦車のもちもちおねいまんは思うのであったー。
・・・
*1:とかさ。