もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

計算

おひるね


日ごとに空気が冷たくなってゆくこの時期は菊がきれい。白・ピンク・濃い紫・黄色・オレンジ。群れて寝転んで咲く菊の花達が見るのは灰色の空。空はたくさんの菊の目に見つめ続けられている。
以前しゃべり場のゲストが、「こんなふうに仲間が傷ついているときにわたしたちができることは言葉を投げることなのかな、違うんじゃないの?」と言った。*1そして彼女は収録後も泣きやめなくなった男の子の手をずっと握って、見つめて、立っていた。
「言葉」か「手」か。時々あの場面を思い出しては立ち止まって迷う。その人が経験した事をその人になり代わってあれこれ考えてみようとするけど *2
石に刻まれた目盛りを見上げる。「昭和○○年○月洪水のときここまで水がきました」なんて書いてある記念碑。同じように、自分の底に刻みをつけておこう。ここまで水がきていた自分に必要だったのは言葉か手か。その両方か。
たぶん、曇り空から菊を引いたらゼロになる。相殺。最近不思議と赤いものばかり欲しくなるもちもちおねいまんからこんこんをひいたら白こんこんが残るか。ううん、*3。くもり空みたいな○てなからスイーツをひいたらし○もんが残るか。うん、それはきっと*4

・・・

*1:でもしゃべり場だから・・・

*2:うまくいくはずがない。

*3:しろこんこんも一緒に引いて

*4: のこるー