カンチューハイでもソースやきそばでもあと残り少しの3口くらいまでのところで力尽きる。山登りでも階段でもあと三段でちからつきてお茶休憩の終わった集団は先に進み出し、電車はしゅんと閉まって行ってしまう。あとファイル一冊のところで熱が出て車に乗った。帰り道脱力して涙が出た。スライムみたいな形状の固体は昨日浮かべたゆず湯の中の柚子12個仲間のように空中で上下上下するのだった。無表情で無重力な子達なのだった。
あとすこし、じぶんでできるでしょ、って言わない大人になりたい。もう十分やったからあと少しはわたしがやるよって言う人間になる。
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