もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

雪の日のドライブ

雪の中白こんこん号で走りながら買い物をしていた。白こんこん号は雪はまかせて本当にさ、と頼もしい号だった。昨日今日とかお店に入ってぼうっと洋服を見ていると女の店員さんが話しかけてくれるので、はい、ああ ええ そうですね うん と言っていると 「じゃどうしますか、こっちにしましょうかー」と決めてくれる。品物をうけとってありがとうございましたと、去る。わたしが鴨みたいな顔でお財布に葱が入っているから?*1
目覚まし時計を見ていたら時計屋のおじにいさんが詳しく教えてくれた。・・・あの10年くらい昔にあったいろんなオルゴールみたいなメロディが選べるような感じの・・・はないのですか?と聞いたら、いまほとんどもうベルかアラームなのですよ、これは鳥の声ですが、ぴよちゅんちゅん・・・と言われた。
いつも埋まっている手相の人の席が開いていて目が合ったので座った。いきなりとても頭が良いですね、けれどもプライドが高いですと言われた。*2仕事向きです、企業の中で働くのがあっていますよ、プライドが高いので人の上に立つような立場になれるよう努力しなさい、あなたは人から命令されるのが嫌いでしょう*3でも仕事では、はいといってやりなさい。いまは自信がないようだけど、がんばって身に付けて行きなさい。そんなわけで恋愛では、上からモノを言うような人だとうまくいかないかもしれない。今年は良いです、でも棚ぼたはありません。自分で行動なさい、翌年は「玉」ね、いいでしょう。あと不執拗に不安になったりしないこと、先の先を見ようとしないこと。あのね、あなたは常に一段ずつ階段を上るような人生なのですよ。勉強して・考えて・一歩ずつ上り続け、輝き続けるそんな毎日がずっとずっとおばあさんになるまでずっと続きます。運命線と生命線をごらんなさい、長生きできます。仕事でも趣味でもなんでもいい、芸術的なことでもなんでもいいから何かをずっとやり続けてごらんなさい。と言われた。
帰り道雪はふわふわと落ち、中学校の頃好きだったお茶屋のA君の家の前を通った。車の中からA君A君Aくーんと呼んでみた。運転しながら小学校の頃高校の頃好きだった男の子の名前も叫んでみた。ついでにわたしのことを好きでいてくれたけどわたしは好きになれなかった人の名前もなんとなく呼んだ。天罰の反対語を知っている?と聞いた。空から降って落ちてくるもの。
天恵。白こんこん。


・・・

*1:でも今言われなければ何一つ決めることはできない。

*2:一番絶対そんなことない頭悪いプライドないと思って悩んでいたことをそうなのよといわれたので、ああそれはその裏返しでそうなんだろうと思うことにした。

*3:はい