シーリングライト

照明器具を新しいものに変えた。ペンダントから天井付けのものに。引っ掛ける部分で手こずって、やっぱりわたしは出来ない子かもしれないよ、とベッドの上に乗せた椅子の上に立って首を90度に曲げながら途方にくれた。外は太陽が照ってそよ風なのだった。わたしは天井を指で押さえてバランスをとっていた。ミケランジェロが天井や壁にを絵を描いていた気分ってこんな感じだったのかもしれない････そんな時間をを少しだけ味わって、えいえいと作業を進めた。

そして今は明るくて清潔な満月。

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