もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

助けられたもの

さんかく

冬春からなにかいろいろ変わってしまってちょっと大丈夫ではないときに、いちばんに助けられたのはおむすびだった。気が滅入る朝でも出先の車の中でもベンチの上でも、夜一人になった机のうえでもおむすびはいつも一緒にいてくれてわたしを励まし、毎日のいのちを結んでくれた。
二番目に助けられたのは出先のお手洗いだった。思えばいろいろなお手洗いを借りた。その中でも一番印象深いのは神社の入り口にあるコンクリート作りの建物である。そこは古く広々していてなんとなく神聖なのだった。暗い壁面には鏡があって木漏れ日が映りこみ、わたしと世界を結んでくれたのだった。
三番目に助けられたのは・・・*1


・・・

*1: