人生詰んでしまったけどほんとわたしこれからどうしよ、もう若くないし身のほど知ってしまったと思い詰めて、来る日も来る日も同じ場所で生きてる。女って損。わたしはわたしを責めて他人を憎む。ある日決心する。計画する。決心と文房具と行動で人生を変える。たとえ車で行って帰ってこれるほどの距離でも。その行動に追い風を吹かせるものが何かは誰も知らないのだ。
ゴーン・ガール＝太宰治の斜陽
で、テーマは同じ。どっちも今までのことすべてに「戦闘開始」する物語。お母様と娘。男女。制度と個人。一人の女の人の個人的な革命が全人類ための一歩になる。
Q結婚制度にも仕事にも世の中にもすべて。お金にさえも見放された。そんなわたしがこれからすべきことは？
A、いさぎよく諦めてミシシッピ川に沈んでピラニアのえさになる。
B、ひとりで好きな人の子供を産む。なまえははるこ。*1
C、今はゴミみたいにしか思えないわたしの身の回りの物と人の価値を見直す。そして再構築する。アメージング。わたしならできる！
正解は･･･（ ）
お天気でも曇りでもない水色の空。窓を開けた車を運転しながら放るシーン。すんごい気持ちわかる。すっきりする。
あとあの弁護士。この会話の一秒も銭を生まないとわかったら決して怒らず豪快に笑って去ってゆく。さういふものにわたしもなりたい。
･･･
*1:○ぼ○たではない
