もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

ひらかれている

去年の年末に降ってきた言葉は「ひらかれる」だった。

http://d.hatena.ne.jp/motimoti3/20061203#p2

どんな風に扉はひらかれるのよなー、*1でも、わたし自身は開くことなんかないんだぜ、たぶんなとやわらかハードに思いながら過ごした一年を振り返ってみると、確かに「開かれ」た、。しかしそれは扉ではないのだった。扉といえば扉なんだけど、開いたのは土(地面)の表面に取り付けられた観音開きの開き戸なのだった。重い感じのあれなのだった。

(つづく)

そして今日、
土の中でひとつの日記帳を見つけた。「わたしもち」から「あなたもち」へのページを読んだ。

1991年3月17日
あなたはわたしがいることで、どんどんつよくなってゆく
でも あるぶぶんではとてもよわい
わたしがいるから弱くなっているの
でもつよくもなっている。
わたしはだから よわい人にもつよい人にもならなくてはいけない
いけないというよりも わたしも気づかないうちに
つよくて弱いのかもしれない
あなたは「つよい」とみえる でも弱いところもある
それと同じようにわたしは、「弱い」とみえる それだけだけど
本当は強いのかもしれない
あなたを守ってあげられるのはわたしだけ
あなたのよわさをうけとめるとき
わたしのなかで「つよさ」がすぐ出てくるとは限らない。
よわいわたしがいっしょにないてしまうかもしれない
たいてはそうなの。
わたしがあなたにしてあげられるのは泣くことだけじゃない かたをもんであげることだけでもない。
でもあなたは わたしがあなたにすべきことではないことをしても、よろこんでくれる。
あなたのイヤがることを一生懸命している気もするって わたし時々思う。今はつよく思っている。


・・・

*1:イメージとしてはマグリットみたいに雲の中にドアがある絵