もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

あのときのあの。

「今この瞬間にも生まれてくる子供がいるんだよな。」と思った。
わたしは小学生だけどその子はまだ0歳でわたしとその子とは何年もの年の差がある。それは妹と自分の年の差が4歳とかそういうこととは違って、わたしはその子供より早くこの世に生まれてきてその子は今生まれてきた。そういうものなんだな、当たり前だけど・・・と時間についてしみじみ思った、あの校庭の一瞬。それからも時々、あの校庭の一瞬は、何かに付けて思い起こされる。
たとえばコンピューターのゲームをしながら、もっと小さな子供の頃こんなに楽しいものがあったらよかったのになんて思ったあの早朝。そういえばあの校庭の一瞬のあのときに生まれたあの子は、あの校庭の一瞬の自分と同じ年になっている頃だけど、あのときに生まれたあの子はこのゲームをしているだろうか。誰でもなくて誰でもある誰かであるきみを思う今。

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