もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

ほんとうのワル

「おねいまんは・・・・小学校の何年生まで夏休みの宿題さぼっていたの?」
と、先日のもちブログを読んだ妹からメールがきたので、
「六年間ほとんどぜんぶだよ」
と返信した。
いも「わたしが夏休みの最後の日に読書感想文を泣きながら書いていたときに、「ねいまんはわたしは終わったー」ってお母さんに言ってた。あれは嘘だったんだね。」
妹は昔のどうでもいいような些細なことを本当によく覚えている*1


もち「そうだよ。高学年にゆくにつれて賢くなったよ。人目を引く自由研究や工作などを早々とロッカーの上に並べ、周りの目をひき、他の宿題だって出しているわよ、という顔していたよ。」


いも「わるだね。先生だって生徒の提出物をなくしたかと、どきっとしていたんじゃない?」


もち「うん、そういえばI先生は、一週間くらいして「も、もちさん・・・、出したっけ?」って恐る恐る聞いてきた。」


いも「先生一週間くらい悩んだんだよ。奥さんに家にないか聞いたりしたかも。高原の草花の自由研究をする子がまさかって誰でも思うし・・・ああ先生かわいそうに。ねいまん!!あんたほんまもんのワルだよ」


もち「もちはもちで、優等生なりに大変なこともあったんだよー。その後、お手伝い表をほとんど×で出したら、もちさんともあろうひとが、もっと○がたくさんあってもいいはず・・・って嘆かれたよ」


いも「いもはなんだかんだいって、いいこぶってちゃんとやったから、もう真面目や無理はすまいと思っている」


もち「その真面目さを、客観的に見た自分が幸せになるにはどうしたいいか、に使えるといいねえ。」


いも「だねえ、おねいまんも真面目さは両刃の剣ということを忘れずに、またーりしてね。」


もち「うーん、両刃の剣を りょうとうづかい? と読み間違えたから平気だと思うよー。」


どうしてあんなに夏休みの宿題をやりたくなかったんだろう。今思うと不思議だ。
毎日近所の子たちと走り回ったり、一人で虫を取りに行ったり、妹をいじめたり、寝坊したり、ごろごろずううっとテレビを見たりして過ごしていた。

*1:さすがへび年生まれ・・・