仕事柄、子どもと触れ合う機会がある。
「こんにちは」
と言うと、じっとわたしを見てから「こんにちは」と言う。
そのじっと見る数秒は、相手がわたしを受け入れようとしている時間だ。
親と営業の打ち合わせに飽きてきたときわたしを見つけると、ほとんどの子は自分から話しかけてくる。*1
以前出会った小学校一年生の彼は、
「ねえ、何を知らない?」とわたしに聞いた。
もち「えーっと、何を知らないだろう・・・・」
彼「じゃあ、ヘラク●スオオカブト*2は知ってる?」
もち「名前だけ聞いたことある」
彼「あのねえ、ヘ●クレスオオカブトはねえ・・・・・・・・・・・(略」
もち「ふうん、そうなんだー」
彼「じゃあ、●●クワガタは知ってる?」
もち「それは知らない」
彼「あのねえ、●●クワガタはねえ・・・・・・・・・・・(略」
彼の虫のくわしい説明に頷きながら、
「ねえ、何を知らない?」
なんて話す前にそんなふうに言える人、たぶん、そんなにいないと思うよなあ。。。・・・・なんてロマンティックなんだー、立原道造みたいだあ・・・って、感心していた。
※矛盾を受け入れた時から生き易くなった http://d.hatena.ne.jp/xura/20060813/p1
こちらでxuraさんが今の子どもは如何だろうか、と気にしていたようなので、ほんの一例ですが子どもの話を↑書いてみました。
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