もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

飛行船

去年の年末に「雲になる」って言葉が舞い降りてきて、今年一年くもってなにかなーと思いながらすごしてきた。わたしほどくもってなにかなあと思いながらすごしてきたおねいまんは、もちもちおねいまん以外多分どこにもいない。
雲はエネルギーのかたまりで、収拾のつかないもので、自由自在で、無秩序で、水と空気で、白くてグレーで。主役というよりも脇役で掴めなくて、宇宙と地面の真ん中で、シルフィードで、遮るもので、巨大。綿菓子で鉛で、そういうものになったような気持ちになって、風の吹くままにまかせていた。風のせいにもしていた。
先日、雲は乗りものでもあるなあと思った。こんこんたちもよく乗っているし、天使もたくさん乗っているし。
それと同時に、次の言葉が降りてきたので、雲は乗り物でわたしは乗せるためのなにかだったんだーそしてもう雲にはならなくていいんだーと、思うと、ちょっとほっとしたね。雲はすごい。