もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

ラーメンマンとの思い出

小学校五年生の少女もちは、父の会社の大運動会にでかけていった。目的はラーメンマン・グループVSきん肉マン・グループの綱引き大会。最初に主題歌を元気よく歌って司会のお姉さんの「出たいひとー?!元気よくはあああーい!!」の問いかけに「はーいはーいはーーーーい」と手を挙げていた。「もうどうせ子どもじゃないし選ばれるわけなんてないさ」と油断していたら、ラーメンマンが少女もちを指名したのである。固まって笑いが消えた少女もちを指でカモンカモンとやるラーメンマン。取り囲む子供達の視線。結局前にいた男の子がお母さんに「あんたいっちゃいなさいよ」と背中を押されて出て行った。


もち「・・・ってね、いもちん*1、おねいまんは子供のころ本当にはずかしがりやさんだったよ。」
いも「その後が悪いよ」


司会のおねえさんが「さあ!最後にらーめんまんときんにくまんとあくしゅをしましょうーーー!」と言うと同時に子供達がふたりを取り囲んだの。おねいまんも、ラーメンマンに手を伸ばしたの。そうしたらラーメンマンがおねいまんの手をとってくれたの。そうしたら、おねいまんはラーメンマンの手をずっと握って離そうとしなかったの。ラーメンマン*2司会のお姉さんも周りの子供達も皆、困って・・・

もち「うそ!(泣」
いも「ほんとうー。」



・・・

*1:もちさんのいもうと

*2:中の人も