もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

女の子のメガネ

NHKで月〜土に放映している「芋たこなんきん
http://www3.nhk.or.jp/asadora/cast/cast.html
を出かける前にほんの数分見ている。今週は小学2年生の女の子のお話。初恋をした彼女は好きな人の前でメガネをかけるのが急に嫌になって、学校ではメガネを外して過ごそう!と決意する。
でも、メガネを外すと
→黒板が見えなくなるので、
→テストはひどい点をとってしまい
→道を歩けば転ぶし
→心配した父親からは「なぜメガネをかけないのだ」と問い詰められる。
→なにもかもうまくゆかず、今日はついに、思わずメガネを座卓の上に投げ置いて「メガネなんてもういや」と叫ぶ。*1
メガネをかけている彼女は本当にかわいらしくて魅力的だ。一方で、好きな人の前でかけるのが嫌という気持ちも痛いほど分かる。学生の頃、黒板を見るときにメガネをかけるのが嫌で、席替えで自ら前の席を希望したことが何度もある。
好きな人を見たい・けれどもメガネの姿を見られたくない、誰も気にしないよ・わたしは気にするの、どうしてわたしだけ目が悪いの・暗いところで本を読んだから?神様目をよくしてください。・・・受け入れなくては・いや、やっぱり受け入れがたい・・・、ううんわたしのことなんか誰も気にしてなんかいないよ・・・ははは自意識過剰だ・・・メガネをかけている女の子の魅力はこの葛藤にあるのだとわたしは思う。
少女でなくなった今、キーボードにひとり向かうときだけ、わたしはメガネをかけている。
わたしはもてるべきだ、と思う。
鏡の中で、もちもちおねいまんが笑う。




・・・

*1:そしてなんとあしたは、彼女のお家に初恋の彼がお見舞いにくるらしい!必見