ブログをやめてしまうことを、「閉鎖」とか「逝く」とか「炎上」とか「フェイドアウト」とかね、「死」だ、なんていう風に、すこし恐くて寂しい言葉であらわすみたい。
でもわたしは「さよなら」だと思うなー。だって
さよならは別れの言葉じゃなくて
再び合えるまでの遠い約束
って言う歌があるじゃない。
いなくなってしまった人は思い出すとみんなみんな一直線上に並ぶ。リアルもブログ上も関係なく、等しく同じ「過ぎ去った人」だ。
ある春の宵 そのさよならはやってきた。
「さよなら もちちゃん。はい、これ。」
彼女は箱入りの銃弾を手渡した。
そしていつもの笑顔で「ごめんねー もちちゃんは がんばってね。」と言った*1。
彼女の場所には きちんと畳んだセーラー服とM16があった。
まって。使い方が分からないよ とわたしは泣いた。
「外に向けて打つのよw」
あと一発撃ったら残りは大切に取っておこうと思う。
もしブログがなくなることが「死」だというのなら、「復活」もあっていいのではないか。そのままの姿で蘇る奇跡のような出来事が。*2
君の銃とセーラー服はわたしがここにこうして持ってるよ、取りに戻るその日を楽しみにしている。
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