もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

もしもし

すべりおちる

彼女はセーラー服で荒涼とした大地に立っているのだった。
平日の少し遅い朝、わたしは彼女に声をかけた。おはようかこんにちはか、もしもし、か。迷いながら名前を読んだ。けれども彼女は何も言わず微笑みながらたっていた。
彼女の心はどこにもないようなのだった。わたしはその様子に心配して彼女の周りをくるぐるした。
その世界では有名な人がやあどうもどうもねとやって来て、「それはよくあることなのです」と教えてくれた。そうなの?
「はいここにいるように見えますが、」・・・。「いないのです。」
けれども、わたしは動かない彼女が気になって昼まで見ていた。
午後になって、夕方になって、彼女はまだそこに立っていた。

夜になって、訪ねたら、いなかった。
またね・・・・・・・さん・いん・ざ・はてなわーるど。*1

・・・