ケーキのワンホールをフォークでそのまま食べたいとか、茶碗蒸しをどんぶりで食べたいとか、人にはそれぞれ夢がある。
もちもちおねいまんにはおねいまんなりの夢があって、それは、たこ焼きだけでおなかいっぱいになりたいというものだった。なぜ過去形かというとこの間その夢は叶ったから。
人の業は青空のように澄み切っていて海の底のように深い。
新たなる目標が生まれたのはつい最近のことだ。というのは正しくない。内なる目標がはっきりと形をとりはじめたのは、つい最近のことだ、と言いなおそう。
その目標とはなにか。時は昼、晴天、場所は家から車で7分の回転寿司である。お茶を入れて待つこと2分。納豆軍艦*1・納豆巻き*2・手巻き納豆*3。この三大納豆をターンテーブルから流れるがままに身を任せ次々に取って食べたい。*4
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