もちもちおねいまんと4枚の絵

もちはもちや おねいまんはもちもちおねいまんです

魔術的リアリズムの効用

ボルヘスの「伝奇集」に出会ってもちもちおねいまんは、この人生においてこの作者の本を読むことは目的の一つだったのだなと最初に理解した。その翌日もっと本を読む時間をつくろう!とスマートフォンを解約した。2015年5月のことである。それから彼のエッセイの中でおすすめする本や彼と並ぶラテンアメリカ作家の本をいくつも読んだ。ここ10年位本は実用書などを年に数冊ずつ読むだけであった。とくに小説は結局嘘だという気がして全く手に取ろうと思うこともなかった。しかしこの数か月でもちもちおねいまんの読んだ本からは、嘘・隠喩・比喩にまみれた物語や詩などがあふれている。それらはもちもちおねいまんの想像から現実までを優しく包み込んだばかりか宇宙へと押し広げ、戦闘力さえ高めてくれた。結果、一日二食で済むようになった。朝ご飯とお昼ご飯。晩ごはんは食べない。
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今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

伝奇集 (岩波文庫)

伝奇集 (岩波文庫)